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空き巣など侵入盗への住宅盗難対策を!連休や外出中、SNSに注意

こんにちは、名古屋市民火災共済生活協同組合です。

住まいの盗難対策、行っていますか?
愛知県では特に侵入盗と呼ばれる、空き巣、忍込み、居空き、金庫破り、事務所荒し、出店荒しが多発しています。

最近は、何気なく自分の日常をSNSで発信したことで、空き巣被害にあってしまうという事件もあるため、注意や対策が重要です。

 

今回は、特に一般住宅を対象とした侵入盗の対策などについてご紹介していきます。

愛知県は、侵入盗の件数が全国でワースト5位!狙われる要因と共済金支払件数

警察庁の「犯罪統計資料」(2021年)によると、愛知県の住宅を対象とした侵入盗の認知件数は1077件あり、全国5位でした。

住宅を対象とした侵入盗について、愛知県は以前、12年連続1位だったこともあり、十分な警戒が必要な犯罪のひとつです。

住宅を対象とした侵入盗には主に3種類あります。

○空き巣・・・留守中の住居に侵入し、金品を盗む手口

○忍込み・・・夜間就寝中などに侵入して金品を盗む手口

○居空き・・・入浴中、食事中などのスキに侵入して金品を盗む手口

 

(愛知県警察「住宅を対象とした侵入盗の実態」)

侵入盗に狙われやすい要因

愛知県警察が公表している侵入盗に関する愛知県の特徴として、以下の点が挙げられています。

空き巣

・ガラスやドア等の建物部品を破壊等して侵入するなど、施錠だけでは防げない荒っぽい手口が多く見られます。

・ 夕方から夜にかけての時間帯は、電気のついていない家が留守であると分かるため、狙われやすくなっていると思われます。

 

(愛知県警察「住宅を対象とした侵入盗の実態」)

 

忍込み・居空き

侵入手段では、「無施錠」箇所からの侵入が約55.1%と多くなっています。

無施錠箇所からの侵入口は、窓、玄関の順ですが、勝手口の無施錠スライド窓を開けて侵入される手口も発生しています。

不在の部屋の施錠や、就寝前の施錠を習慣づけましょう。

 

(愛知県警察「住宅を対象とした侵入盗の実態」)

 

単純に「ちゃんと鍵をかけているから安全」というわけではありません。そのうえ無施錠だった場合、人がいるにも関わらず侵入されてしまい、一歩間違うとより深刻な犯罪へ発展してしまう危険性があるのです。

まずは、窓や扉の施錠を習慣づけること、そして施錠したうえ侵入盗対策を講じることが重要になってきます。

侵入盗事例と侵入盗から被害を防ぐ方法を紹介!SNSの注意も

では、侵入盗から家を守るにはどのような対策をすればいいのでしょうか?

【侵入盗対策】狙われにくい家にするための対策

例えば、帰省や旅行などで、長時間の外出が増える連休中は、空き巣犯にとって絶好のチャンスとなってしまいます。最近では、テレビでもお馴染みの著名人が、SNSで、自宅が不在だと分かる投稿をして、空き巣被害に遭う事件がありました。被害者は日頃から日常に関する投稿が多く、そこから自宅住所などの個人情報が特定されてしまったのです。

では、具体的な、空き巣、忍込み、居あき対策をご紹介します!

【空き巣】

・長期間不在になる場合、新聞や郵便物の配達を停止する
・留守中だと分かるようなSNSの投稿を控える
・録画機能付きのインターホンを設置する
・玄関や侵入経路に防犯カメラを設置する

 

【忍込み・居あき】

・家にいる、いないにかかわらず、必ずすべての扉や窓などを施錠する
・補助錠や防犯フィルムを用いて、侵入されにくい環境を作る
・鍵番号は他人から見られないようにする
・賃貸住宅や中古住宅は、鍵が交換されていることを確認する

名古屋市民火災共済では、侵入盗対策として有効なホームセキュリティをご検討の方に、綜合警備保障㈱(ALSOK)との斡旋提携もご案内しています。

詳しくは「斡旋提携先のご紹介」をご覧ください。

 

盗難の被害にあってしまっても火災共済があれば安心!万全の備えを

住まいの盗難対策を講じても、被害にあってしまう可能性があります。

そのような万一に備え、名古屋市民火災共済は「盗難」への補償にも対応しています。内容は盗難に伴うき損・汚損を対象としています。ご興味のある方はこちらをご覧ください!

令和3年度当組合での盗難の共済金支払件数、支払額

最後に令和3年度、令和2年度の当組合での盗難に伴うき損・汚損の共済金支払件数、支払額をご紹介します。それぞれ以下の表の通りとなっています。

年度 令和3年度 令和2年度
支払件数 16件 11件
支払額 3,026千円  990千円

令和3年度は、令和2年度と比較しますと、支払額が約3倍と被害額が大きく増加しています。

「まさか自分は被害には遭わないだろう」とは思わず、対策をして侵入盗を寄せ付けない住宅づくりを行うことが重要です。

 

名古屋市民火災共済は、名古屋市民だけでなく愛知県民のための火災共済でもあります!

愛知県内にお住まいもしくはお勤めの方へ、手頃な掛金で安心をお届けします。